2021/09/18

狗子仏性 3

で前回の続き。
横尾忠則さんの「タマ、帰っておいで」のタマ(猫)からの手紙6ページから引っかかった言葉を羅列させてもらうと、

私(タマ)は人間と違っていちいち感情に振り回されることがない。
私たち猫は遊びたい時に遊ぶ。なぜかというと感情が遊びだから。遊びが感情。
主従関係も無用。
自然治癒力が備わっていることを諭し自然に生きていれば自然に生きれる。
愛も空洞でいい。愛は強迫観念から空洞を恐れる。
猫のように生きてくださいというメッセージで終えている。

タマ凄い!
あ、横尾さんの受信力が凄いのか。

実家に19年いたチロを思い出す。


狗子仏性
大意:あるとき弟子の一人の僧が趙州に、「犬にも仏性があるか、それともないか」と尋ねた。趙州は「無」と答えた

人間は、名前のついた自分を”自分”と認識するところから自我の世界は芽生え始めた。

自我が生まれる前の純粋意識
それは自我が芽生えても消えることなく、自分と共に有る

光もないので暗闇のような
何もないけど満たされている(タマの言う空洞かな)
個性はなく、境界線もない

あ、これは宇宙に存在する事物、現象すべてに存在しているということか…

続く、、、

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