2008/06/20

両面太鼓パカーワジ

そのボディーは一般的にはニーム(インド栴檀)かシーシャム(ローズウッド=紫檀)が使用されます。


ニームは柔らかいため温かく丸い音。

シーシャムは硬いため輪郭のしっかりした音。



その中で最近は滅多にお目にかかれない高級材”ビジェイサール”





写真はビジェイサールのボディのパカーワジ。バヤ(左)の鼓面です。

演奏の度に水を使用するので、革が茶色く変色しています。




〜ボディだけの状態でビジェイサールを見極める方法は〜

○ボディの内側を少し削り、削った部分にチュナ(石灰)を塗る…と数分後に黄色くなっていきます。
シーシャムやニームだと変色しません。

○ボディ内側を少し削り取り、破片を水につけておく…と焦げ茶に変色します。
シーシャムやニームだとほとんど変色しません。



乾燥するのが早いのもビジェイサールが銘木と言われる理由のひとつです。



同じ材のパカーワジでも一つ一つ音は違うけど、材の性質で音の種類が区別出来るのもまた事実。

他に白檀やマンゴーの木のボディも見かけた事があります。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

勉強になります…。
おもしろい。

さんのコメント...

〒りゅうさい さん

今年、入手した情報も大放出しました(笑)

ちなみにタブラボディも同様です。

匿名 さんのコメント...

Very very interesting!! Wow! very deep too.

匿名 さんのコメント...

どこかでパカワジの説明を誰かにしていたら、チャパティーつけるという事を、聞いて本当に冗談だと思われて、信じてもらえなかった。^^;

さんのコメント...

〒changmiさん

今度は、パカワジで使用したチャパティーを食べると、かなり美味しい事も付け加えて説明してあげて下さい(笑)

一説によると、滑舌の悪い子に何時間か叩いたものを焼いて食べさせ続けると,滑舌が良くなる… らしい…

deepです(笑)