師匠と一緒にチャイを飲んでたら、電話がかかって来た。
ドゥルパドメーラで今年初共演した、Shiv Darshan Duleyからだった。
『テツヤ、大丈夫か?今、何処にいるの?日本が大変な事になってるぞ!テレビつけてみろ』
心臓が早く鼓動し始めた。嫌な予感。
テレビをつけると、津波で家や車が流される光景が流されていた。
.....
次の日、予定どうりインドを出て、タイへ飛んだ。
タイでも大々的にニュースが流れていた。
皆が心を痛めていた。
『あなたは日本人?!今回は大変な事になったね。何かしてあげたいけど、何も出来ない…』と言ってホテル代をまけてくれた。
道中、出逢った多くの世界中の人から、心からのお見舞いをもらった。
ホテルで滝のように涙が流れた。
被災者を心から愛おしく思った。
そして多くの犠牲者に黙祷した。
...
今、俺は日本にいる。名古屋にいる。
今の所、名古屋の街自体に変化は感じない。
昨日は名古屋ボトムラインに、たくさんの友人が出演する震災救済イベントに出かけた。
みんなと再会を喜び、ハグした。
心から奏でる音に感動した。
ライヴやミーティングはとっても大事だと思う。
情報を整理して、今やるべき事を明確にするべきだと思う。
そして、今に至る原因を探り、今後に活かす。
地震は止めれない。
津波も止められない。
でも原発は止められる。
地球が寝返りをうっている。
インド的に言えば、まさに地震や津波はシヴァ神の行為。
逆らえない。
気をつけるしかない。
祈るしかない。
でも原発は、うちらがつくったもの。
核廃棄物も、うちらがつくったもの。
誰かではなく、うちらの責任なのだ。
自分の責任なのだ。
だから一人一人が自覚して考えないかんと思う。
原発いらん。
頼らんと生きていけんわけじゃない。
いらんよ。
...
震災後、福島へ使命を果たすべく向かう電気技師の人が、友人のライヴをみて、
『勇気づけられた!自粛ムードは耐えられん。よくやってくれた。ありがとう!』
そう声をかけて来たらしい。
今こそ、これまで以上に活性化しなきゃいかんと思う。
そして弱ってる所に、暖かい手を差し伸べるべきだと思う。
3/26(土)善光寺別院 願王寺(名古屋 中小田井)
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