ネパール、バクタプールにあるシッディカーリー寺所有のパスチマ (ネパール版パカーワジ)を、ネワールの人達のバジャンの集いで、叩かせてもらいました。
ラーマヤナの一説です。
普段使用してるパカーワジよりもかなり大きいが、思ったより叩きやすく、まるで太鼓が叩き方を教えてくれるような感覚になりました。
かなり年季の入った右鼓面。かなりでかい。多分8インチくらい。
左鼓面の裏側にはドーラクのようにスヤヒが塗られていたが、表にアタを貼りつけチューニング。
2002年くらいにネワールの人達の来日公演に行った事がある。
その時使用していたタブラのダヤのそこをくり抜いてある不思議な楽器に遭遇し、思わず購入。新品では滅多に見かけないコンチャキーンという名の打楽器。
穴から低音が抜けるのでマイキング次第で新しい可能性が広がるはず。
むかしむかし、ミュージシャンが宮廷に仕えていた頃。
あるパカーワジ奏者が、自分は一般の人のためにも音楽を奏でたい、と申し出るとマハラジは左手を切り落としてしまったらしい。
その後、そのパカーワジ奏者は右手だけのコンポジションを何百も作り叩いた、という伝説を思い出す。
実際は同じような形状のコンチャキーン2つでセットらしいが、ひとりで2つのコンチャキーンを叩く演奏はまだ目撃した事がない。
こちらはキーン(写真上)。
写真下はパカーワジ。
右鼓面
左鼓面
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